世界初のファスナー付きバッグ、エルメス「ボリード」とは?

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今やノーブランドのバッグでも、ファスナーがついているのは当たり前ですよね。実はこのバッグにファスナーという組み合わせを世界で最初に生み出したのはエルメスだということをご存知ですか?世界初のファスナー付きバッグとして誕生した「ボリード」は、1923年に作られたものです。エルメスユーザーになるのなら、このバッグ史上に最も影響を与えたといっても過言ではない「ボリード」のことを知っておきたいもの。そこで今回は、エルメスの「ボリード」の歴史や特徴、種類などについて紹介していきます。

エルメスのボリードとは?

1923年に誕生した「ボリード」は、自動車で移動する際に中身が飛び出さないようにとファスナーが付けられたのが始まりです。今では、ファスナー付きのバッグは当たり前ですが、世界で最初にファスナー付きバッグを作ったのはエルメスなのです。ボリードは、当初「ブガッディ」という名前で呼ばれていましたが、途中で「ボリード」という名前に変わったのだそうです。ボリードは、最初旅行バッグとして使われており、人気も高いバッグだったのですが、1950年になると、一度注文生産品になってしまいます。しかし、その後1982年には再びコレクションへ登場したという歴史があります。

ボリードの種類は?

ボリードの特徴としては、カジュアルにもフォーマルにも似合う曲線美が特徴です。バッグの正面に縫い付けられた楕円形のネームタグは、オーナーのイニシャルを焼き付けるためのパーツだそうで、これはもともとの旅行用バッグとしての名残が現在も残っているのだそうです。
ボリードのサイズ展開としては数多くのパターンあり、ちょっとした小物入れになる、ボリードの中で一番小さなサイズの「ボリード15」、手頃なサイズでちょっとしたお出かけの際に便利な「ボリード21」、ボリード21よりも少し大きめの「ボリード27」、最初に販売されたボリードの復刻サイズの「ボリード30」、そして「ボリード31」、仕事用に使いたい女性から人気の「ボリード37」、旅行バッグとしても利用しやすい「ボリード47」があります。旅行用バッグと言われると、大きなバッグをイメージするかもしれませんが、大きさの割にはすっきりとした見た目なので、使い勝手のよいバッグとして愛用できます。普段だけでなく、仕事の出張や一泊旅行などにも使えそうな大きさです。
昨今、よりカジュアルな装いの「ボリードリラックス」も人気のシリーズです。ボリードが外側・内側ともに革素材に対して、ボリードリラックスはサイズは35㎝、40㎝などがあり、内側はファブリックを使用してます。
そして、ボリードの素材にも様々な種類があります。ボリードの素材として一番人気なものは、牛革です。牛革は年月とともに風合いが増し、独特の味がでてくるため、長く愛用したいという人から人気です。同じ牛革でも、カラーや種類は様々で、定番の黒やブラウン、エトゥープ等のほか、オレンジやピンクなどの明るいカラーもあります。牛革のほかには、「ブッフル」という水牛も人気です。ブッフルの場合は、水分や傷に強いため、外出が多い人や長時間の移動が多い人からの人気を集めています。自分の好みや使い勝手に合わせてサイズや種類などを選ぶことができるので、お気に入りのバッグとして長い間重宝します。

ボリードは、世界初のファスナー付きバッグだったなんて驚きですよね。ボリードは、自動車での移動の際に荷物が落ちないために作られたものだということですが、これは常にオーナーの使いやすさを追求し続けるエルメスだからこそできたことかもしれません。エルメスがファスナー付きバッグを誕生させていなければ、今頃ファスナー付きのバッグというもの自体存在していなかったかもしれませんね。もともと旅行用のバッグとして製作されたボリードは、機能性や耐久性にも優れているだけでなく、ファッション性も高いバッグです。旅行はもちろん、仕事用のバッグとしてもプライベート用のバッグとしても重宝しそうですね。