「ロレックスのベルト交換は専門店に頼んだほうがいいですか?費用はどれくらいかかるのでしょう?」
「自分でロレックスのベルト交換をしたいのですが、プロの方にやり方を教えてほしいです!」
ロレックスが大好きなロレックス愛好家の方はもちろん、高級時計ユーザーならみなさんベルト交換に興味がおありだと思います。
季節や服装に合わせて自由に時計のベルトを変えるのが、粋なファッションのひとつですよね。
でも、はじめてベルトを交換するときは、少し不安じゃないですか?
私もそうだったので、気持ちはよくわかります。
ベルト交換はだれでもできるので、業者に頼む必要はありません。
でも、やり方を間違えてしまうと、大切な時計を傷つけてしまうことがあるので注意が必要です。
こんにちは。
ドヤ顔で時計のベルト交換をしてきた男性社員に「その服装にそのベルト?」とひそかにツッコミを入れている大黒屋の査定員、富永です。
ロレックスを身につけている男性には、必要以上に注目してしまう性格です(笑)。
今回の記事は、「ベルトの交換を自分でしてみたいけどちょっと不安・・・」そんな方にぜひご覧になっていただきたい内容になっています。
先ほどもお伝えしたとおり、ベルト交換は難しい作業ではありません。
バネ棒外しという500円ほどで購入できる道具があれば、だれでも数分で交換可能です。
特別な技術も必要ありません。
ということで今回は、バネ棒外しを使ったベルト交換のやり方を動画に収めましたので、ぜひお手元に時計を準備して、お試しになってくださいね。
また、「どんなベルトを選んだらいいかわからない・・・」という方のために、ベルトの選び方についても解説していきたいと思います。
ベルト交換のときにやりがちな過ちのひとつに、時計とベルト、もしくは服装とベルトのミスマッチがあります。
季節やTPOにまったく合っていないベルトをお持ちの方って、少なくないんです・・・。
せっかくの高級時計ですから、どんな時にどういったベルトが合うのか、公私ともにロレックスにうるさい大黒屋査定員の富永が指南いたします。
とくに、オシャレなロレックスユーザーが愛用する、NATOベルトの選び方については必見の内容になっているはず。
この記事は、お読みいただくだけで、お洒落なロレックス男子になれるように書いたつもりです。
大切なロレックスを最大限カッコよく使っていきましょう!
富永:自他共に認める無類の時計好き。
自分の猫背がコンプレックス。
堀井:リサイクルショップでのバイト経験あり。
どんな品物でも対応できる万能査定員。陽気なイジられキャラ。
堀井
オシャレなロレックスユーザーは、季節の変わり目に時計のベルトを交換する方が多いですよね。
富永
そうね。時計のベルトを交換すると、オシャレ度が一気にアップするわね。
堀井
同じロレックスでも、ベルトを交換すると違う雰囲気になりますね。
富永
ロレックスは基本的にベルト交換が可能!
自分でアレンジすると楽しいわよ。
堀井
みなさん、どんなタイミングでベルト交換しているんですかね?
富永
ロレックスユーザーがベルト交換する理由は、次のようなものね。
ロレックスユーザーがベルト交換をするきっかけ
堀井
いろいろなきっかけでベルト交換をしているんですね。
富永
とくにヴィンテージ時計のブレスレットは金属疲労でたるみやすいので、ベルトを変えたほうが劣化を防げておススメです。
堀井
このベルトは、NATOベルトですよね?
富永
ええ、やっぱりロレックスにはNATOベルトがオシャレよね。
NATOベルト(NATOストラップ)とは・・・
軍用に作られた時計用のベルトで、通常の時計のベルトよりも長く、1周巻いた後、もう一度巻く形で使用するもの。
ブランド品だけでなく、100円ショップでも売られている。
富永
NATOベルトの定番といえば、黒×グレーの縦シマのベルト。
堀井
映画「007」でジェームズ・ボンドが付けていたベルトですよね。
今では男性のNATOベルトの定番になっています。
富永
黒×グレーのNATOベルトは、スーツにも合うからね。
堀井
われわれ大黒屋の社員も2~3種類のNATOベルトを持っている人が多いですよね。
富永
でも、組み合わせを間違えている人もいるわねぇ。
「そのロレックスにそれか・・・?」みたいな組み合わせ。
堀井
どんな組み合わせが野暮なんでしょうか?
堀井
まずベルトの色選びが難しいですよね?
富永
初心者は定番の黒・グレーやカーキ(枯草色)からはじめるのがオススメね。
堀井
この色ならスーツでも違和感はないですし、どんな時計にも合わせやすいですね。
富永
カラフルなベルトを選びたいなら、文字盤やベゼル、秒針の色と合わせるとカッコいいかな。
富永
それからロレックスのスポーツモデルに、NATOベルト以外のレザー(革)のベルトをしている人がいるけど、オシャレ上級者のなせる業、難易度高めね。。
堀井
ロレックスのスポーツモデルはアクティブな時計ですから、普通のレザーベルトは合わないことがありますね・・・。
富永
レザーをスポーツモデルに合わせるなら、カジュアルなNATOベルトがいいと思う。
堀井
なるほど。
富永
時計の型番によっては、NATOベルトが合わないものもあるわね。
堀井
といいますと?
富永
NATOベルトととくに相性がいいのは、ヴィンテージのものや一世代前の5ケタのモデル。
堀井
5ケタのモデルというと、16610、ヴィンテージモデルだと1016ですね。
富永
一世代前のロレックスは、使い込まれた独特の風格があるわよね。
だからNATOベルトを合わせると、新しく生まれ変わったようなオシャレ感が出てくるのよ。
堀井
たしかにカッコいいですね!
富永
ベルトは、素材によっても使い分けをしたほうがいいわよね。
堀井
ベルトの素材にはナイロンのほかに、ラバー(ゴム)、レザー(革)がありますね。
富永
夏はラバー(ゴム)のベルトがいいと思うわ。
堀井
たしかに夏は汗でベルトがべたつきますからね。
堀井
僕もベルトの交換をしてみたくなってきましたー!
富永
オシャレを楽しみたいなら、ぜひチャレンジして欲しいわね。
堀井
でも、「自分でベルト交換ってできるのかな?お店に頼んだほうがいいかも・・・」と思っているお客様は多いですよね。
富永
ベルト交換をお店に頼む必要はないわよ!
初心者でも簡単に交換できる方法を紹介しますね!
堀井
ベルト交換にはバネ棒外しが必要ですよね。
富永
バネ棒外しは、NATOベルトに付属していることが多いわね。
堀井
バネ棒外しの代わりに、自宅にあるキリやドライバーなどを使ってもいいですか?
富永
ドライバーを使うと時計をキズ付けてしまうこともあるから、専用のバネ棒外しを使ったほうがいいわね。
アマゾンなどで500~600円くらいで購入できるから。
これがバネ棒
富永
時計のブレスレットの付け根は、作られた年代によって2つのタイプがあるの。
堀井
付け根のタイプに合わせて、バネ棒外しのY型とI型を使い分けるんですね。
富永
まずは時計の側面に穴があるモデルのベルト交換方法をみてみましょう。
時計側面に穴があるモデルの ベルトの取り外し方法
時計側面に穴があるモデルの ベルトの取り付け方法
富永
時計の側面に穴がないモデルは、次の手順でベルト交換を行ってください。
時計側面に穴がないモデルの ベルトの取り外し方法
富永
ブレスレットを外す時に、バネ棒が弾むので、ピョーンと飛んでしまうことがあるから、注意してくださいね。
時計側面に穴がないモデルの ベルトの取り付け方法
富永
ベルト交換をする時は、ケースに傷がつかないか気になる方は、テーピングをしておきましょう。
堀井
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、バネ棒外しさえあれば、ベルト交換は簡単です!
富永
あなたもベルト交換やってみたくなった?
堀井
よおし!スーツに合いそうなカッコいいNATOベルトをポチッと!
富永
ただ、くれぐれもベルト選びは気をつけてね。
堀井
はい。富永さんにツッコまれないように慎重に選びま~す!
堀井
いかがでしたか?
ベルトの交換をすれば、お手持ちのロレックスをもっと楽しめると思います!
富永
季節・服装・気分に合わせて、ベルト交換をすると、気持ちも上がりますよ。
堀井
もちろん、一人でベルト交換をするのが不安な方、ベストなブレスレットの締め具合を知りたい方、ロレックスの楽しみ方について語り合いたいという方はいつでも大黒屋までご相談ください。
スタッフ一同お待ちしております!