借りパクって?楽器を貸すときは要注意! | 大黒屋の楽器盗難 注意喚起 特設サイト -大黒屋の楽器盗難 注意喚起 特設サイト

契約書

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「借りパク」という言葉をご存知でしょうか?
「他人のものを借りたまま返さないで自分のものにしてしまうこと」=「借りパク」です。

演奏者は他人の楽器にも興味が強いもの。
練習中に「ねえちょっと弾かせて!」なんて会話は日常茶飯事です。

しかし、これが「貸して!」になると要注意!借りパクの被害に遭ってしまうかもしれません。

個人間でありがちな「借りパク」の例

借りパクといっても、最初から借りパクしようと悪意を持って借りる人は少ないでしょう。
なんとなく返すタイミングが遅れてしまい、そのまま忘れてしまうケースがほとんどだと思われます。

楽器の場合も同じです。

「ちょっと貸してくれない?」と持ちかけられ、気軽に貸してしまったものの、なかなか返してくれない。返却日を守ってくれなくても、友人だからあまり強硬に「返せ!」とは言えない。

貸した方は「いつか返してくれるだろう」と思っていても、借りた方は「楽器を借りていること」自体忘れている場合もあります。

いくら仲の良い友人でも、厳しくすべきところは厳しく指摘しましょう。
返してもらうまでこちらから何度も連絡を入れ、きちんと返してもらう。
それで友情が壊れてしまうようなら、その程度の相手だったということかもしれません。

個人間ではない借りパク

借りパクが起きるのは、個人間の貸し借りだけではありません。
団体と個人、学校や自治体と個人、店舗と個人のあいだでも、借りパクは起こりえます。

練習のために楽器を持ち帰ったまま返却しないケース、無償で楽器を貸し出したところ、そのまま返ってこなかったケースなどが挙げられます。

ところで、ちょっと変わった借りパクの事例で、「リペアのために楽器店に楽器を預けたら、それっきり戻ってこなかった。」ということが過去にあったようです。
店舗が倒産してしまったのでしょうか。
店主が行方をくらましてしまうと、見つけることも難しいでしょう。

借りパク被害に遭わないために

借りパクをされない為には予防が一番です。要点をまとめてみましょう。

信頼できる相手以外には貸さない

当然といえば当然ですが、付き合いの浅い人や、モノを借りることにルーズな傾向がある人には貸さないことです。
少なくとも、連絡先、自宅、勤務先または学校などがわかっている人にしましょう。

貸す場合は、期日、返却方法を決めておく

「いつまで貸すのか」は明確にしておきましょう。
でないと、ズルズル貸しっぱなしの状態が続き、借りパクが起こりやすくなります。

また、返却方法は原則手渡しにしましょう。
「宅配便で返却」なんて絶対にダメです。
万が一、運搬事故が起こったら目も当てられません。

高額楽器の場合は覚書を作ってもらう

どの程度の金額から?というのは難しいところですが、手書きでかまいませんので、契約書を作ったほうがお互いのためでしょう。

宛名としてオーナーのあなたの名前、楽器の名前、シリアルナンバー、貸した日、返却予定日、借りる者の住所氏名などを自筆で書いてもらえば事足ります。
さらに印鑑、もしくは拇印を押してもらうと良いですね。

持ち逃げされたときは、警察に届け出る

貸した相手にいくら連絡してもつながらない、家を訪問したらもぬけの殻だった、というような時は、すぐ警察に届けましょう。(この時、覚書があると役立ちます)
この場合、詐欺として被害届を出すことになると思います。

忘れてはいけないのは、「貸した楽器はあくまで持ち主であるあなたのもの」ということです。
オーナーはあなたで、返してもらって当然なのですから、変に気を使う必要はありません。

毅然とした態度で、返してもらうまでしつこく連絡を取るようにしましょう。