昨今の金の買取相場は、世界的な地政学的リスクの高まりによって高騰状態となっています。大黒屋では最新の取引価格や為替が今どういう状況にあるのか、上がり方向か下げ方向かも加味し、国内の金相場はもちろん、海外での取引価格、業者取引価格、そして為替相場も踏まえて毎日買取レートを決定しております。

金は「国際通貨」とも呼ばれているように、いつでも国際相場で売買できます。相場の変動はありますが【金は常に価値がある事】、株や手形は価値がなくなってしまう事もありますが【金は絶対に価値がならない事】が大きな特徴です。ブランド品の中にはコンディション等によりお値段が付かなくなってしまう物もございますが、金はコンディションの良し悪しにかかわらず、いつでも現金に替えることができます。金を資産として考え、是非とも賢く・少しでも高く売りましょう。

金は非常に柔らかい素材なので、純金をそのまま装飾品にしようとすると簡単に変形してしまいます。そこで金の含有量を抑え、代わりに銀や銅、ニッケルといった金属を混ぜて強度を与えるのです。また、混ぜる金属によってイエローゴールドやピンクゴールドになったりホワイトゴールドになったり、色味を楽しめます。有名ブランドのゴールド製品であれば、その時々の在庫数や流行によって同じゴールドでも査定額に差がつくことがございます。

金の純度は数多くの種類があります。純金といわれる24金、これは主にコインやインゴッドの形状になっています。金の延べ棒も24金で出来ています。そして、日本で最もポピュラーなものが18金です。日本で作られるジュエリーはほとんどが18金ですが、金高騰の影響か、9金や10金のファッションジュエリーも多く見られるようになりました。アメリカでは14金、ヨーロッパでは9金、インドでは20金が好まれたりと、国によって親しまれる金の純度は異なります。一方、中国などでは「千足金」と刻印されているものが流通しています。これは純金を意味しているのですが、弊社では22金?23金程度の評価となります。これらは留め具にS字やW字といった特徴があり、「金純」「千金」「千足」といった刻印がされています。かつて中国を支那と呼んだことから「シナ金」とも言われています。他にも古い品物ですと「24K・18K・14K」のようにKが後ろにくる刻印がされている場合があります。こういった品物を「アトK」と呼び、1つ下の品位でお買取させていただく場合がございます。このように金というものは世界中で広く流通しております。買取価格という点から考えますと、一般的に純度が高ければ高いほど高値になります。

金の指輪やネックレスにダイヤやルビーといった宝石が付いている場合、どのように買取価格が決定するのでしょうか。まずは重さを量って、金としての買取価格を決定します。そして、付いている宝石の価値や質に合わせてお値段がプラスできるものはプラスいたします。付いている宝石が小さい場合、重さでの買取価格になることがほとんどですが、全体的にボリュームのあるデザインであれば、地金としてではなく、デザインもプラス評価に加えてジュエリー製品としてお買取りできる場合もございます。

金の買取価格は重量と金性(K18、K24など)により買取価格が決定されますので、切れてしまったネックレスや歪んでしまった指輪、イニシャル刻印が彫ってあるジュエリーでも問題なくお買取り可能です。中古のブランド品と異なり、キズや汚れがあったり、保証書や箱・付属品がなくても査定額が下がることはございません。ぜひ大黒屋にお売りください。

お客様からのお問合せで一番多いものが「手数料はかかりますか？」、「この買取価格から手数料はどのくらい引かれるんですか？」というご質問です。大黒屋ではお買取りが成立しても一切手数料がかかりません。分析料やキャンセル料も一切いただいておりません。今日よりもこの先高くなると思われたら自由にキャンセル可能です。本日の買取相場のご質問だけでも構いませんので、どうぞ安心してご来店ください。また、金製品には金の純度を表す刻印がされております。肉眼では見えづらい刻印もございますので、「これは金かな？」と思ったら、ぜひ大黒屋店頭までぜひご来店ください。その場で鑑定士がお値段が付くものと付かないものを選別し、お買取りさせていただきます。