こんにちは。中古カメラ買取担当のスタッフです。今回は、ニコンのミラーレス一眼「Zシリーズ」の買取について、査定アップのコツや人気モデルの特徴、売却タイミングの目安までわかりやすく解説します。Zシリーズは2018年のデビュー以来、プロ・ハイアマチュア・趣味層まで幅広く支持されており、中古市場でも安定した需要があります。特に人気モデルや限定仕様は、状態によって高い査定額が期待できます。
1. Nikon Zシリーズとは?
ニコンが2018年に発表した初のフルサイズミラーレスが「Zシリーズ」です。大口径Zマウントを採用し、解像感・ボケ味・暗所性能が大きく向上。これにより、風景・ポートレート・動画制作まで幅広いジャンルに対応可能になりました。さらに、APS-Cセンサー搭載のZ fcやZ 50など、軽量で扱いやすいモデルもラインナップ。初心者からプロまで、自分に合ったモデルを選びやすいシリーズです。
・主な特徴
大口径Zマウント(マウント径55mm、フランジバック16mm)による光学性能の向上
高精細EVFと直感的な操作性
上位機種はボディ内5軸手ブレ補正を搭載
動画性能の強化(4K、最新機種は8Kや高フレームレートにも対応)
2. モデルの進化と年表
2018年:Z 7 / Z 6 発表(Zマウント初採用)
2020年:Z 7II / Z 6II 登場(デュアルプロセッサー、AF性能向上)
2021年:Z fc 発表(FM2を思わせるクラシカルデザイン)
2022年:Z 9 発売(メカシャッターレス、8K動画対応)
2023年:Z 8 発売(Z 9性能を小型化)
2024年:Z 6III / Z 5II 発表(AIプロセッシングユニット搭載)
3. 中古市場で人気のZシリーズモデル(2025年版)
・Z 9
ニコンの現行フラッグシップ。超高速連写・8K動画・高速AFなど最先端機能を搭載し、プロ需要が高い。流通量が少なく査定額は高水準。
中古買取上限335,000円
・Z 8
Z 9譲りの性能を小型軽量化。静止画・動画の両面で高性能を求めるユーザーから支持。
中古買取上限320,000円
・Z 7II
約4575万画素の高画素モデル。風景・商品撮影など高解像度を求める層に人気。
中古買取上限137,000円
・Z 6III
2024年登場。AIプロセッシングユニットでAF・動画機能が大幅進化。静止画・動画両方を撮るハイブリッド派に需要集中。
中古買取上限217,000円
・Z 6II
オールラウンドモデル。静止画・動画のバランスが良く、中古市場で長く人気。
中古買取上限105,000円
・Z 5II
フルサイズ入門向け。価格と性能のバランスが良く、初めてのフルサイズとして人気。
中古買取上限163,000円
・Z f
クラシックデザインと最新性能の融合。登場直後から注目度が高く、流通量の少なさも相まって高査定傾向。
中古買取上限179,000円
・Z fc(ブラック)
フィルムカメラ風デザインのAPS-C機。特にブラックは人気が高く、中古でも安定した需要。
中古買取上限64,000円
4. 査定額アップの実践ポイント
・付属品を揃える
箱・説明書・純正バッテリー・充電器など欠品は減額対象。
・外観クリーニング
ホコリ・汚れ・グリップのベタつきは事前に除去。
・シャッター回数
低使用頻度は高評価につながる。
・人気カラー・限定仕様
限定色や記念モデルは査定額が上がる場合あり。
・レンズ・アクセサリー同時売却
システム一式売却は合計査定額が上がりやすい。
5. 査定額アップの実例
例1:Z 6II(付属品完備・使用少なめ)→ 箱と純正ストラップが揃っており、相場より+5,000円
例2:Z 7II(小傷あり)→ 外装クリーニングと液晶保護シート貼り替えで+3,000円
6. 他社ユーザーから選ばれる理由
近年、Sony αシリーズやCanon EOS Rシリーズ、富士フイルムXシリーズからNikon Zシリーズへの乗り換え事例が増加しています。
・主な理由
描写傾向:Zマウントレンズは自然で立体感のある描写。ポートレートや風景で評価が高い。
操作性:深めのグリップやダイヤル配置がしっくりくると感じるユーザーが多い。
重量バランス:望遠レンズ装着時でも前後のバランスが安定。
Fマウント資産活用:FTZアダプターで既存Fマウントレンズが使用可能。
動画性能:Z 9やZ 8のRAW動画、高フレームレート撮影に惹かれる映像制作系ユーザーが増加。
・乗り換え元の傾向
Sony α7 III / α7 IV → 色味や操作性の好みでZシリーズへ
Canon EOS R / R6 → 高画素や動画機能強化を求めて移行
富士フイルムXシリーズ → APS-Cからフルサイズへのステップアップ
7. 売却タイミングの目安
新モデル発表前:発売直前は相場が下がる傾向
需要期前:春・秋の行楽シーズンや年末年始前は需要増
状態が良いうち:劣化やキズが進む前に売却が有利
8. 売却前のチェックリスト
・センサーやレンズのホコリ除去
・付属品の動作確認(充電器、ケーブル)
・個人情報が残る機能(Wi-Fi設定等)のリセット
9. 早めの売却で得られるメリット
・新機種購入資金の確保
・使用頻度が低い機材を現金化
・保管スペースの有効活用
・劣化や相場下落前に手放せる
10. 査定から買取までの流れ
①中古カメラ・レンズ買取強化商品リストで相場を確認 → 【中古カメラ・レンズ買取強化商品リストはこちら】
②店頭またはオンライン買取査定フォーム、お電話、LINEで無料査定
③金額にご納得いただければ、店頭ではその場でお支払い、宅配買取では無料の宅配キットをご案内させて頂きます。
まとめ
Nikon Zシリーズは、中古市場でも安定した需要と評価を持つシリーズです。売却を検討するなら、タイミングと状態の見極めが重要。まずは【最新買取価格表】をチェックし、無料査定をご利用ください。