金相場の上昇

金価格が上昇した理由はいくつか考えられますが、主に3つの要因が挙げられます。1つ目は金融不安です。世界的な不況で金融資産の不確実性が高まると、投資家は安全資産として有名な金に投資する傾向があります。近年の急速なインフレや通貨価値の下落は投資家の不安をあおるのに十分な出来事であり、金相場の上昇につながりました。2つ目は金融政策です。銀行の政策によって金利が低い時期には、国債のように利子で儲けを出す投資より、金のように利子を生まない資産が好まれる傾向があります。

また、資金の量的緩和など中央銀行の政策が市場に流動性を増やすと、インフレ懸念から金への需要が増加することもあります。アメリカの金融緩和政策も金価格の高騰に影響を及ぼしました。3つ目は地政学的リスクです。戦争やテロなど国際的な緊張が高まると、為替相場の変動を警戒して資産を金に換える人が増えます。ロシア・ウクライナ戦争も金価格の上昇に大きな影響を及ぼした要因の1つと言えるでしょう。これら3つの大きな要因が重なり、ここ数年で金の取引価格は史上最高額を更新し続けています。十数年前と比べると何倍にもなってますので、今が絶好の「金の売り時」とも言えるのではないでしょうか。

経験豊富な査定士

大黒屋 質大橋駅前店では、長年の経験と知識を持った専門査定士がお品物の正確な価値を評価し、リアルタイムに市場価格を把握しながら買取価格を適宜調整しています。これにより、常に適正価格で買取することができます。また、当店ではプライバシーに配慮した個室ブースにて1点ごとにその場で現金買取いたします。安心・親切・丁寧を心がけて営業しておりますので、ご不明点等ございましたら気兼ねなくお申し付けください。

金であれば基本的に買取可能！

金にはいくつかの種類があり、それぞれ異なる特性や用途があります。主な種類をご紹介いたします。

インゴット

純度：純金（99.99%以上）で作られた金の塊や延べ棒を指します。
用途：主に投資目的で購入されます。

純金（24K）

純度：99.9%以上の金を指します。
特性：非常に柔らかく、変形しやすいです。酸化や腐食に強いですが、その柔らかさから他の金属を混ぜて硬度を高めてからジュエリーへ加工されることが多いです。
用途：主に投資用の金地金や一部の高級ジュエリー、伝統的な装飾品として購入されます。

金合金

純金に他の金属を混ぜた合金を指します。純度に応じて以下のように呼ばれます。

18金：金含有量が75%（18/24）。刻印「K18」「750」。比較的硬く、ジュエリーに広く使用されます。
14金：金含有量が58.5%（14/24）。刻印「K14」「585」。硬度が高く、耐久性があるため、普段使いのジュエリーに適しています。
10金：金含有量が41.7%（10/24）。刻印「K10」。さらに硬く安価であるため、ファッションジュエリーによく使われます。

イエローゴールド

純度：純金に銅や銀を加えた物を指し、18金や14金が一般的です。
特性：独特な暖かみのある黄色の色合いが特徴です。
用途：金そのものの美しさを保ちながら純金よりも硬く耐久性があるため、ジュエリーや腕時計などに広く使用されています。

ホワイトゴールド

純度：金にパラジウムやニッケル、銀を混ぜて白色化した物を指し、18金や14金が一般的です。
特性：プラチナに似た外観を持ち、より硬度が高く耐久性があります。ロジウムコーティングされることが多いです。
用途：主にジュエリーに使われることが多く、特に結婚指輪や婚約指輪に使用されます。

ピンクゴールド（ローズゴールド）

純度：金に銅を混ぜて赤みを帯びた色にした物を指し、18金や10金が一般的です。
特性：暖かみのあるピンク色が特徴で、耐久性も高いです。
用途：主にジュエリーに使われることが多く、特にファッションアイテムに多く見られます。

使っていないジュエリーや貴金属などがご自宅に眠っていませんか？
チェーンが切れたネックレス、石が取れたリング、片方しかないピアスなど、壊れた物や黒ずんだ物、デザインが古い物でも全く問題ございません。査定料は無料ですので、お見積りのみでも大歓迎です。お気軽に大黒屋 質大橋駅前店までご相談ください。