①圧倒的な需要

一般的に希少価値の高い『プレミア』がつくお酒は、生産数がかなり限られています。プレミアのついたお酒の多くは、少なくとも10年以上熟成させており、膨大な時間がかかるため大量生産が非常に難しいのです。生産数の限られたお酒は一般の市場には多く出回らず、手に入れようと思ってもなかなか購入できません。手に入らない希少性に加え、それが美味しいと注目されることで、「どうしても飲みたい！」という方が高値で取引を始めます。この需要こそが相場高騰＝高価買取に繋がるのです。

②家に眠っている古いお酒にこそ、価値が生まれる？

ウイスキーやブランデーなどアルコール度数の高いものは、殺菌力に優れており腐敗菌が繁殖することがないため、コルクが劣化していなければ、半永久的に飲むことが可能です。直射日光にあたらないように保管していれば、味も販売当時と同じまま楽しむことができます。

古いお酒には『飲む』以外に『鑑賞』目的で購入される方もおり、ボトルや箱の状態が良いものが高値で取引されることが多くなっています。こういった目的で使用される場合、見た目が大事なので、状態が良いものほど高値で取引されることが多いです。「昔から家に眠っているお酒がある」そんな方は高額査定のチャンスかもしれません。

③特にすごい！『ジャパニーズウイスキー』

近年、ジャパニーズウイスキーの相場が高騰しています。これは海外の品評会で評価されたことで注目されたことに加え、インバウンド効果が大きな理由です。旅行などで来日した多くの外国人がジャパニーズウイスキーを買い求めた結果、供給が追いつかず酒売り場からほとんど姿を消してしまいました。見つけたら迷わず買いたくなるジャパニーズウイスキーの人気の高さがうかがえます。